今日はアルーシャからンゴロンゴロ国立公園まで。
朝、ホテルをチェックアウト。電話代(インターネット接続)が20$近い金額になっていました。朝8時半ころ、アリューシャに荷物を預け(現地旅行社の倉庫に預け)、サファリに必要なものだけを持って、ンゴロンゴロ国立公園を目指します。アリューシャの街は夜着いて、朝出るので、探検する時間はありませんでした。
街を出るとコーヒー畑が広がっています。この日は天気がよく、メルー山(4,566m)もよく見えました。このあたりはまだ大地溝帯の底(とはいっても標高1,800mくらいで結構涼しい)、これから大地溝帯の西の壁を一気に駆け上ることになります。駆け上ったところにあるおみやげ屋さんでトイレ休憩。突然よくなる道は、ODAで鴻池組が造ったものだそうです。なお、大地溝帯についてはこちらも参照。
ンゴロンゴロ国立公園の入り口に着いたのは10時を少し過ぎたことでした。管理事務所に併設してビジターセンターがあり、公園の説明ジオラマがあります。ンゴロンゴロ国立公園は、巨大な火山カルデラ(面積265km2)そのものが公園になっています。外輪山の標高は2,500mほどもあり、600m以上下ったカルデラ底にすむ動物たちはこのカルデラ壁によって、ある程度外界から遮断されているようです。またンゴロンゴロ国立公園の北にはセレンゲッティ国立公園があり、その間に人類発祥の地の候補の一つオルドバイ峡谷があります。
12時過ぎにロッジ(ソパ ロッジ)に着き、一休み。プール付きの立派なロッジです。個室もとても広くて豪華です。ただ、もちろん電気は自家発電なので、お湯とともに夕方からです。ここでゆっくりとお昼を食べました。
午後は予定を変更して、まずマサイ族の村を訪問することになりました(1人20$)。自由に狩猟できる時代ではないし、当然「誇り」だけでは食っていけないわけですが、少し複雑な気持ちになります。家の中や、隣に併設されている学校の授業風景までも見せてくれます。ほんとうにここで生活しているのかな?
カルデラ底に降りてサファリ開始。まずシマウマが登場しました。先日のアリューシャ国立公園には肉食獣はいませんでしたが、こちらにライオンもいます。他に下の写真のような動物たちを見ました。なお、一眼レフ・カメラのレンズは、18mm(35mmカメラで36mm相当)〜180mm(360mm)、さらに銀塩カメラ時代の500mm反射望遠(F8、デジカメでは1000mm相当)を転用しています。これを手持ちで撮るためには、1/2000秒より速い高速シャッターにする必要があります。そのために感度をISO800以上に上げなくてはなりません。それでも光量不足になるので、お絵かきソフト側で補正をしました。
夕食後、ロッジ内のおみやげ屋さんでンゴロンゴロTシャツや、公園の解説本を買いました。2時ころ目が覚めたら電気が消えていました。念のためにヘッドランプを持ってきてよかった。ただ、これが毎日なのか、たまたまなのかはわかりません。3時前には電気が再び付くようになりました。電気が消えたとき、天気がよければ外に出て写真でも撮ろうかと思ったのですが、霧だったのでやめました。
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