浅間山

 2011年10月9日、浅間山を登ってきました。前回の浅間山はこちら。外輪山(2010年7月22日)はこちら

 今回は珍しく、同僚二人と行ってきました。全日の8日、職場から天狗温泉浅間山荘を目指します。少し渋滞もあり、佐久ICを降りたのは16時半ころになっていました。IC近くのスーパーマーケットで買い物をして、宿に向かいます。浅間山荘では温泉と、美味しい夕食、そしてミニ宴会を楽しみました。

 翌日は5時半起き。全日のうちのもらっておいた朝弁(おにぎりとお新香)を部屋で食べます。インスタント味噌汁を持ってくればよかった。6時過ぎに出発。天気は上々です。一の鳥居の分岐では山側の道をとります。二の鳥居は6時50分ころ通過、火山館には7時50分に到着。ここで休みます。まだ紅葉は少し早めでした。火山館の半地下は待避壕を兼ねています。またトイレ(カンパ)は水洗です。

 カルデラ内の道はそれほど急ではありませんが、Jバンドへの分岐を過ぎ、森林限界を抜けるころから急登となります。高度を上げるにつれてカルデラの全貌が見えるようになってきます。また、火山館付近からは立派に見えた牙山(ぎっぱやま)も下に見えるようになってきます。退避シェルターには9時20分ころ到着しました。少し休みます。

 ここから内側のカルデラの稜線伝いに現在の頂上である前掛山を目指します。途中パラグライダーが離陸しようとしていました。登るにつれて中央火口丘の釜山火口が見えだします。この日は結構たくさんの噴煙をふきあげていました。残念ながら北−東−南は雲が出ていて、富士山も一瞬頭を出しただけでした。でも、西側はすばらしい展望です。北アルプスの全体も見えました。

 行動食を食べたりして、頂上付近で大いに楽しんだあと、下山を開始します。待避壕付近を11時10分ころに通過しました。まだこの時間は登ってくる人たちが大勢います。カルデラ内のカラマツは紅葉が始まっています。とてもきれい。火山館は12時ころ。ここで少し休みます。二の鳥居の分岐から、帰りは不動の滝見物も兼ねて、沢沿いの道をとります。不動の滝で少し遊びました。浅間山荘に戻ったのは13時半ころでした。

 浅間山荘で温泉に入り、ここで遅めの昼食(お蕎麦のセット)を食べました。一人を新幹線佐久平駅まで送り、もう一人と関越道経由で東京に戻りました。心配だった渋滞もそうたいしたことはありませんでした。

 ふだん行く山ではあまり人に出会わないし、出会ってもほとんど中高年なのですが、ここ浅間山は若い人、小さい子供を連れた家族連れ、さらには噂は聞くが実際にはあまり見たことがない山ガールもたくさんいて、少し華やいだだ雰囲気です。

写真はPicasawebにアップしました。

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