大菩薩

　6月25日の15時半ころ出発。中央道勝沼ICからフルーツライン～青梅街道～山梨県道201号（塩山停車場大菩薩線）で上日川峠まで。この道はかなり狭く、対向車とすれ違える場所が限られています。上日川峠には17時40分ころに到着しました。県道沿い、トイレ脇の市営駐車場（無料）に車を入れます。他に車はいませんでした。早速イスを持ち出し、クーラーボックスをテーブル替わりにして夕食です。暗くなった後は車内で、少しさらにお酒を飲んでゆっくり。

　6月26日の朝、4時前に起き出しました。少し離れたところに車が1台停まっています。夜になってから来たようですが、まったく気がつきませんでした。朝食は昨日仕入れておいたサンドイッチ。

　4時50分、出発。福ちゃん荘までは車道を使いました。ここから唐松尾根の道をとります。唐松尾根は後半が急登。だが距離が短いので我慢して登ると、雷岩に着きます。展望のいいはずの場所ですが、この日は曇っていて、富士山はかすかに見える程度です。往復20分程度の頂上（2,056 m）はパスして、大菩薩峠（介山荘）目指して出発です。

　大菩薩峠まではなだらかな稜線歩き。晴れていれば富士山を見ながらの道です。でも、曇っているので展望はあまりありません。ただ、帽子を忘れたので、曇っていて助かったという面もありました。

　大菩薩峠からは山腹を巻いて福ちゃん荘に戻るルートもあります。迷うところですが、熊沢山～石丸峠経由にしました。熊沢山の登りは倒木が道を塞いだためか、ロープで新しい道に誘導されます。熊沢山から見下ろす石丸峠は遙か下に見えます。でも、実際降りていくと、あっさり到着。石丸峠で少し休んでいたら、あとから来た人がそのまま通り過ぎていきました。

　石丸峠からはしばらく山腹を巻くような平坦な道。1箇所登山道が崩壊して高巻きに通るところがある程度です。初めは草原地帯、そして森林地帯。「登山道を変更しました」の案内板があるあたりから急降下、林道土室日川線に出たところで少し右に行くと、さらに下へ降りる登山道に繋がります。ここからも急降下。この下りが大変でした。登ってくる人たち数名とすれ違いました。

　バス道でもある県道218号（大菩薩初鹿野線）を横切る小屋平からようやく傾斜が緩くなりますが、さらに少し下ります。徒渉しなくてはならない沢あたりが最低地点。ここから駐車場に登り返します。ちょっとつらい。

　駐車場には数多くの車が止まっていました。また、バス停脇の大きな駐車場には小型バス（路線バスではない）も止まっていました。団体さんも入っているようです。駐車場に戻ってズボンだけ変えました。

　帰りはバス道でもある、県道218号を使います。こちらの方がほとんど対向車とすれ違いが可能な幅があります。途中の「やまと天目山温泉」（3時間以内の利用520円）に寄って汗を流しました。この温泉はpH10.2（館内の看板では10.3）という強アルカリ泉です。入浴後、食事処で冷たいかけそば（450円）と舞茸天（600円）の昼食です。猪骨ラーメン、鹿骨ラーメンそれぞれ1，000円もありました。

　あとは道なりに下って、甲斐大和で国道20号（甲州街道）に出て、左折して笹子トンネルを下り、山梨の代表的な酒蔵笹一に寄りました。笹一では「槽　酒遊館限定」「夏純米吟醸」を買いました。

行程表
04:50　上日川峠
05:15　福ちゃん荘
06:30　雷岩
07:15　大菩薩峠（介山荘）
07:55　石丸峠
08:55　小屋平
09:30　上日川峠


青梅街道～神日川峠までの前面展望動画（20分）	大菩薩嶺を歩く動画（3分）	上日川峠～やまと天目山温泉～笹一酒造までの前面展望動画（43分）


上の図をクリックすると、大菩薩の登山路の地図（google map）が表示されます。	上の図をクリックすると、登山路のgoogle earthが開きます（もしくはkmlファイルがダウンロードされます）。google earth上の行程上でクリックすると出てくるメニューの、「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。	上の図をクリックすると、上日川峠までの往復経路がgoogle mapで表示されます。	上の図をクリックすると、上日川峠往復のgoogle earthが開きます（もしくはkmlファイルがダウンロードされます）。google earth上の行程上でクリックすると出てくるメニューの、「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。