陣馬山〜景信山

  2019年11月29日、陣馬山から景信山まで歩いてきました。

 JR中央線藤野駅発7時25分のバスに乗って、終点の和田まで。途中の陣馬山登山口でも5〜6人の乗客が降りました。こちらで降りると一の尾根を登ることになります。終点の和田からは、少しバス道の延長を歩いてコナラ尾根コース、さらに歩いて和田コースがあります。コナラ尾根コースを上ります。7時45分に出発。コナラ尾根コースの入り口にはしっかりした道標があります。それがなければ民家の入り口みたいです。一の尾根コースと合流するまでは急登の連続化と覚悟していましたが、もちろん急登もありましたが、わりとあっさりと一の尾根コースに合流しました。ここから陣馬山直下までは比較的緩やかな道です。

 陣馬山が近づくと急登です。頂上に近づくと霜柱が見え始め、さらに頂上に近づくとシモバシラがもうできていました。富士山も雲に隠れたり出たりしながら、それでもよく見えます。調教したの清水小屋脇のベンチに荷物を置いて、もう一度シモバシラを見に下に降ります。

 引き返して頂上(857m)は9時15分。関東平野は少しもやっています。それでもスカイツリーがかろうじて見えます。大岳山の方は雲がかかっています。江ノ島はよく見えました。富士山がよく見えるタイミングを待って、暫く頂上に滞在しました。頂上の気温は0.9℃でした。陣馬高原下までバスが来ていない(大久保まで)という案内を掲示してくれた人がいました。

 9時50分に頂上を出発。まず明王峠を目指します。明王峠では富士山が見えなくなっていたので、そのまま通過します。明王峠の先の奈良子峠から陣馬高原下への道は通行止めになっていました。あとはピークハントせずに、巻き道があればそれを利用します。何ヶ所か苦しい登りがありますが、快適な尾根道も多いコースです。

 景信山(727.1m)には11時25分に到着。ここからも陣馬山同様に関東平野が一望できます。しかもこの日は陣馬山よりもクリアに見えます。ただ、富士山はすっかり見えなくなっていました。景信山には、山頂側にけげ信小屋、その下に景信茶屋と二つの茶店があります。両方とも営業していませんでした。景信茶屋前、椅子テーブルが並んでいる端、相模湖がよく見えるところでテレビ・クルーが撮影していました。

 小仏のバスの時刻を確認していませんでしたが、たしか毎時40分だったはず、ここからは1時間近くかかるので、あまり休まずに小仏目指して下山することにしました。小仏峠から小仏に降りる道は通行止め、また小下沢(こげさわ)一帯は通行止めという案内が出ています。ただ、小さく小仏バス停には出られますという案内もあり、安心して下ることができます。

 小下沢へと、小仏バス停への分岐、小沢下方面の道は封鎖されていました。この時間帯になってもまだ登ってくる人もいます。林道(登山道入り口)には12時10分、あとは林道を歩いてバス停は12時25分でした。バスは12時40分で、一番乗りでした。ちょうどいい待ち時間、登山装備を解いたり、トイレ横の水道で靴を洗う時間もありました。

 高尾では久しぶりに玉川亭で打ちあげです。天せいろ蕎麦(1,400円)と氏照(940円)を頼みました。

 縦走路はまったく問題なく歩けます。ただ、通行止めになっている登山道も多く(奈良子峠から陣馬高原下、小仏峠から小仏、小仏城山の巻き道、小沢下一帯、南鷹尾山陵、北高尾山陵など)、高尾−陣馬高原下のバスも大久保まで(大久保から陣馬高原下まで徒歩で1時間半〜2時間)などが不通として残っていました。一方、長く通行止めだった高尾山6号路は通行止めが解除されました。出かける際には最新の情報のチェックが必要です。

jinba-kagenobu.jpg (239216 バイト) 左の写真をクリックすると、この日の写真アルバムをご覧いただけます。
左の写真をクリックすると、藤野−和田のバス前面展望動画(約13分)をご覧いただけます。
左の写真をクリックすると、小仏−高尾のバス前面展望動画(19分)をご覧いただけます。
上の画像をクリックすると、google mapで行程をご覧いただけます。
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2019年12月記

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