大岳山

  2011年5月15日、奥多摩の大岳山に行ってきました。2009年10月9日はこちら

 自宅を始発電車で出ると、JR青梅線御岳駅には7時前につきます。祝祭日のケーブルカー滝本駅行きは7時10分、そしてケーブルカーは7時半発です。

 ケーブルの御嶽山駅を7時45分出発。はじめは水平な御岳神社の参道なのですが、途中から急になり、いくつかの宿坊を過ぎると門前のおみやげ屋さん街になります。神社への階段の途中から左に登山道となります。この登山道もそれほどきつくありません。いつもは七代の滝へ降り、ロックガーデン経由で登るのですが、この日はまっすぐ大岳山を目指します。あまりアップダウンのない登山道をしばらく行くと、ロックガーデンからの道が合流します。

 ここから芥場峠までが急登になります。峠は8時45分でした。大岳山東側の巻き道、馬頭刈尾根への道が崩壊して通行止めとの案内が出ていました(西側の巻き道は通行可能)。新緑がとてもきれいな山道です。それほどきつくない登りが続きますが、いくつかの「鎖場」などもあります。荒廃した大岳山荘は9時15分頃。後ろの「サティアン」も使われていないようです。

 大岳神社から頂上までは15分ほどの急登になります。頂上には9時半到着。ケーブルの終点御岳駅から1時間45分ほどでした。この日は富士山は見えますが、全体に透明度の低い、春っぽい空気でした。おにぎりと味噌汁のおやつにします。さすが人気の山、次から次に人が登ってきます。

 頂上を10時に出発。もと来た道を戻ります。芥場峠は10時40分。帰りは御岳神社に寄ってみました。開山2000年の大口新神(オオカミ? ヤマイヌ?)初の御出座とあり、ペットをつれた人たちもたくさんきていました。

 帰りは鳩ノ巣に降りることにしました。ケーブル駅との分岐は11時50分。膝の具合を確かめる意味と、鳩ノ巣の一心亭に寄ろうという目論見です。にぎわっていたこれまでの道と違って静かな山道になります。それでも何人もの人に会いました。ここは傾斜はきつくないのですが長い道です。十字路になっている大楢峠は12時50分。ここまではまあ順調でしたが、やはり下りが長くなると膝が痛くなってきます。それと足の付け根(大腿骨と骨盤の関節も)。少し休憩。その後はペースダウンして歩きました。

 越沢バットレスキャンプ場へ降りる分岐に休憩所が作ってあります。そこからバットレスがよく見えます。岩場にとりついているクライマーがいました。もう少し下るとまた休憩所。鳩ノ巣と古里(こり)つなぐハイキング道の最高点のようです。多摩川にかかる坂下橋や鳩ノ巣の街がよく見えます。また、この道にはシャガの群落がいくつかあります。降りて集落が入る手前にきれいなトイレができていました。橋に出たのが14時15分。

 多摩川を渡って一心亭に降りようとしたら、案内板の一心亭のところが赤テープで消されていました。やっていないようです(うちに戻って調べたら古里と鳩ノ巣の間の吉野街道沿いに移転したようです、山を下りた後では行きづらい場所になってしまいました)。残念。そのまま14時48分初の立川行きの電車で戻りました。

 

写真はPicasawebにアップしました。

 

2011年5月記

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