白馬三山

2023年8月19日(土)〜8月23日(水)、友人と二人で白馬三山を縦走してきました。

1日目 東京−猿倉 猿倉荘泊
2日目  猿倉〜大雪渓〜白馬岳 白馬山荘泊
3日目 白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉 白馬鑓温泉小屋泊
4日目 鑓温泉〜猿倉−大町温泉郷 大町温泉郷叶屋泊
5日目 大町温泉郷−美ヶ原−東京  
コラム 白馬はシロウマかハクバか
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上の図をクリックすると、行程をgoogle mapでご覧いただけます。
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上の図をクリックすると、今回の行程をgoogle earthでご覧いただけます(もしくはkmlファイルがダウンロードできます)。
各行程上を右クリックすると出てくるメニューの中の「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が出てきます。行程は大雪渓を上るルート、白馬三山縦走、鑓温泉から下山の3つの部部に別れています。断面図のバーをスライドさせると、行程の赤線が太くなって見やすくなります。
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調布−猿倉のgoogle map 猿倉−大町温泉郷のgoogle map 大町−美ヶ原−調布のgoogle map

 

(1) 1日目(8月19日(土))

  お盆明けとはいえ、土曜日だったので中央道の渋滞を警戒して少し早めの8時ころ調布を出ます。確かに渋滞はしていましたが、それほどもなく無事に通過。八ヶ岳PAで少し休憩、長野道安曇野ICで降り、あとは一般道をひた走り。ただ、昼食をとろうと入った道の駅のレストランはお休みでした。街道沿いにラーメン屋はそれなりにあるのですが、信州まで来てラーメンは何なのでパスしていたら、白馬(ハクバ)になってしまいました。とりあえず道の駅白馬(ハクバ)に入り、おそば(ワサビ昆布そば、930円)の昼食です。

 猿倉荘は少し林道を走った先にあります。1泊2食で12,000円。大きな駐車場、ほぼ満車の駐車場(無料)に着いたのは14時前でした。登山用具などは車の中において、猿倉荘で宿泊手続きをします。とくに個室は頼んでいませんでしたが、部屋は8畳ほどを二人で使うことができました。外に出て、生ビール(1,000円)を飲んで一休み。登山指導員がいたので、道の状態を確認します。雪渓歩きは、上部の15分程だけになっているとのことでした。

 夕食は17時半。また生ビールを頼みました。土曜日だったのに、宿泊者は全員で10名だけでした。隣のテーブルの女性二人は中国からの登山者です。することもないので、早々に寝ます。

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(2) 2日目(8月20日(日))

 この日は大雪渓を登り、白馬(ハクバ)山荘まで。朝食は5時からです。宿泊した10名のうち2名は、朝食をお弁当にして貰っていたようで、もういませんでした。

 食後、 駐車場に戻りザックの荷造り。6時15分ころ猿倉荘脇の登山道に入ります。一度林道に出て少し行くと鑓温泉の分岐、下山して出てくる予定の場所を通過します。再び登山道に入り、白馬尻まではなだらかな道が続きます。白馬尻までがトレッキングコース、そこから先が本格的な登山炉です。

 白馬尻にはもう雪渓は残っていませでした。見える雪渓はかなり上、もう雪渓は下が大きな空洞になり、そこから大量の水が流れ出ています。たしかに上を歩くのは危なそうです。雪渓の右岸沿いに付けられた秋道を登ります。ザレ場の急登、滑って大変です。ここを降りるのはもっと大変そうです。しばらく登って、ようやく雪渓の取り付けに出ます。アイゼンを装着。なお、今回は登山路ではつねにヘルメットを被っていることにしました。雪渓の落石対策だけではなく、自分自身が転倒したり、あるいは滑落したときに最低頭を守るためです。雪渓を吹く風が冷たい。

 雪渓は初めは左岸に向かってトラバース気味に登り、左岸が近づくと直登気味の登りになります。確かに20分ほどで通過しました。短いけど、雪渓通過はアイゼンがあった方が安全に歩けます。雪渓を通過したあたりで複数の登山指導員が、新しいルートを示すロープなどを張っていました。どんどん雪渓を渡るルートを変更しているようです。

 雪渓を渡りきったあたりからお花畑になります。時期が遅いのであまり期待していませんでしたが、まだ多くの花が咲いていました。

 落石が少なそうな場所があったし、疲れてきたので昼食にします。あとはまた苦しい中をひたすら登ります。避難小屋を過ぎ、やがて村営白馬(ハクバ)頂上宿舎が見え始めます。でも、なかなか到着しない。宿泊予定の白馬山荘も見えて来ます。頂上宿舎前で最後の休憩。少し下がった所にある水場に降りて水を飲んでみます。おいしい。でも、空身で行ったのに登って戻るのが大変でした。

 頂上宿舎から白馬(ハクバ)山荘までは、中国からの団体さんと一緒に登ることになりました。山荘到着は16時。山荘は1泊2食15,000円+個室チャージ料10,000円(二人だったので一人5,000円)です。標高差1,600 m近くを約9時間かけて登ったことになります。荷物は水と食糧を抜いて10 kgだったので、水(2.5L)と食糧を合わせると13 kg近かったと思います。

 幸い、日曜日だったのにもかかわらず個室がとれていました。個室は6畳+布団置き場と入り口の板張り、二人で使うには十二分の広さです。でも、疲れているときにはこの広さはありがたい。晴れていたら白馬岳頂上に登ってみるつもりでしたが、雲が厚いのでそのまま休みました。

 夕食は17時から、生ビールもあったので頼みました。ただ、カップが薄いプラスチック、量も少ない、それが1,000円もして少しがっかり。缶ビール500mLも1,000円でした。中国からの団体客も数組います。外は雨になっていました。

 夕食後部屋で少し持参のお酒(黒糖焼酎)の呑んで休みます。早々に寝たら、23時ころ一度目が覚めました。外を見たら晴れている。とりあえず晴れているうちに写真を撮ろうと、外に出てしばらく星の撮影をしました。天の川(我々の銀河、銀河系)も見えます。その後部屋に戻ってもう一眠り。 

06:15:猿倉荘(1,250 m)
06:30:鑓温泉分岐
07:40:白馬尻
09:50:雪渓
12:00:昼食
13:30:避難小屋
15:10:村営白馬頂上宿舎
16:00:白馬山荘(2,832 m)

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(3) 3日目(8月21日(月))

 2時半ころ目が覚めたので、外に出てみたらほぼ快晴です。山荘前の空き地で星の写真を撮ることにしました。簡易三脚しか持ってきていないので、ピント合わせが難しい。部屋に戻るのはもったいないので、寒くなったら山荘内に入ることにして、撮影を続けます。でも、それほど寒くありませんでした。軽量ダウンで十分。東からオリオン座が登り始め、全体が登る前から真東から少し北寄りの空が明るくなってきました。

 友人も起きてきました。そこで、5時からの朝食前に白馬(シロウマ)岳頂上を目指すことにしました。頂上でのご来光には間に合いませんでしたが、その直下、ちょうど北東から東側が開けている場所でご来光を見ることができました。途中にも、頂上にも大勢の人がいてご来光を見ています。

 頂上からは素晴らしい展望です。頭の中が混乱していて、南西側に立派に見えるピラミッド型の山が剱岳、その左が立山だと認識するのに手間取りました。頂上からは、以前歩いたことがある雪倉から朝日岳、あるいは北東側には雨飾山、火打山、妙高山、南側にはこれから向かう杓子岳や白馬鑓ヶ岳、その後ろに鹿島槍の双耳峰などがよく見えます。ただ、空気の透明度が低く、その南の槍・穂高連峰はもう見えません。八ヶ岳や富士山も見えませんでした。日本海も確認できませんでした。

 山荘に戻り、5時半から朝食開始には少し遅れて朝食。食べ終わるころには誰もいなくなっていました。

 この日は、今回のメイン、杓子岳から白馬鑓ヶ岳を登り、白馬(ハクバ)鑓温泉へ降りる日です。部屋に戻り、山を歩く準備。ようやく、部屋の窓から立山から剱岳がよく見えることに気がつきました。

 7時ころに出発します。右に剱岳の偉容を見ながら、稜線を南下します。このあたりもお花畑です。杓子岳は稜線を登るのではなく、西側の斜面を登ります。巻き道もありますが、晴れているので登ることにしました。ザレ場の登りで大変でした。途中降りてくる中国人女性二人連れとすれ違います。苦しい登りを登り切ると、杓子岳頂上です。あとは杓子岳の稜線歩き、左側(東側)は断崖になっていて、ガスが湧いてきました。白馬鑓ヶ岳への厳しい登りが見えます。

 かなり降りたところで、巻き道と合流します。その後少し行くと白馬鑓ヶ岳への登りが始まります。苦しい。一部ルートがわかりにくい所、手も使って登るような場所もあります。眼前に見えるピークではなく、その後ろに頂上があります。突然、ハイマツの中からライチョウ親子が飛び出てきました。子供(雛)も、もう母鳥とあまり変わらない大きさになっています。ライチョウを見ていたら、お父さんと小学生らしい女の子が登ってきたので、ライチョウがいることを教えてあげました。結構お父さんと子供というパーティも来ています。

 白馬(シロウマ)鑓ヶ岳の頂上に着くころには、あたりはガスっていて展望がまったくなくなっていました。少し晴れるのを待つ意味でも、ここで大休止、昼食とします。結局晴れてこないで、30分ほどで鑓温泉に向かうことにしました。

 ザレ場のジグザグ道を下り、一つ小ピークを巻くと、鑓温泉と天狗山荘、不帰ノ剣経由で唐松岳への道との分岐です。不帰ノ剣経由で唐松岳は云十年前に通ったことがありますが、もう無理だと思います。

 あまり急でもない道を下り続けます。背後には白馬鑓ヶ岳から杓子岳の崖(カール壁)が迫ります。

 「この先鎖場事故多発、ストックをしまって両手を自由に」という看板があったので、ストックをしまいます。しばらくはストックがあった方が楽な道ですが、「ここから鎖場 ストックしまって慎重に 足下スベル」の看板から鎖場です。鎖を頼りに崖をトラバースしたり、急降下したり、予想より長い、緊張する鎖場が続きます。慎重にゆっくり進みます。結局鎖場を通過するのに30分ほどかかりました。

 鎖場を通過してしばらく行くと立ち入り禁止の沢があり、ここが鑓温泉小屋の水源みたいです。小屋も近い。実際すぐに小屋が見えてきます。ただ、「ここから先足下悪し!小屋まで気を抜かず慎重に」の看板通りでした。短いですが鎖場まであります。

  ようやく小屋に到着。白馬鑓温泉小屋。ここの白馬はハクバらしいです。小屋は1泊2食で16,000円。なお、「白馬」を「シロウマ」と読むか、「ハクバ」と読むかについては最後のコラムにまとめておきます。


 ここは豪雪・雪崩多発地帯のため、小屋は毎年解体・組み立てをしているという小屋です。当然個室はありません。昔風の2段部屋、1区画5人定員というものでした。囲いのある内湯は基本女性専用(20時〜21時は男性専用)、露天風呂は基本混浴(20時〜21時は女性専用)です。お風呂の写真を撮っていいか確認したら、もちろんOKとのことでした。荷物を整理して露天風呂に入ります。ついでにストレッチ。気持ちいい。

 ここは生ビールなし、缶ビール500mLが1,000円なので当然買いました。でも外のイスは中国からの団体客で占められているので、露天風呂脇で呑むことにしました。ここはのんびりできます。やがて中国からの団体客の数人(男性)もお風呂に入りに来ます。台湾からの人たちでした。他にも中国からの団体客が数組入っています。

 夕食は17時と17時40分からの2回制でした。我々は17時組。朝食は第一組は5時からがデフォルトですが、明日は日の出は5時11分ということなので、それを見られるように4時50分からという案内がありました。

 外は大雨になりました。トイレは雨の中を下らなければならない、傘は備えてありますが嫌だなと思っていましたが、だんだん止んできました。

 結局居室の1区画は3人と決定、布団スペースを一つおきに使えることになりました。相部屋になった若い方は唐松から不帰ノ剣経由で来たのとのことでした。立派な三脚を持っていたので、聞いたらやはり星撮りも目的の一つということでした。少し持参のお酒歓談。翌朝は4時出発、8時のバスで帰るということでした。少し外を見たらまだ曇っています。そもそもこの小屋は前(東)が開けているだけで空が狭い。星撮りはしないことにして20時前には寝てしまいました。

朝食前:白馬岳(2,932 m)
07:00:白馬山荘(2,832 m)
09:05:杓子岳(2,812 m)
10:55:白馬鑓ヶ岳(2,903 m)
11:30:白馬鑓ヶ岳出発
13:50:鎖場
14:20:鎖場通過
15:00:白馬鑓温泉小屋(2,100 m)

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(4) 4日目(8月22日(火)) 

 夜一度も起きず、4時ころまで寝ていました。外は晴れていますが、雲海が厚く、5時11分には日が昇ってきそうにありません。朝食も結局予定通りの5時からでした。外を見ると、もう中国人団体客の一組が出発するところでした。朝食後、日の出を待ちます。でも雲もどんどん上昇してきます。太陽が雲の上に出たのは5時40分ころでした。

 6時半に出発。急な下りがあったり、なだらかな下りがあったり、登山路が砂礫だったり岩だったり、また少し登り返しもあったりと、全体は下りですが、結構時間がかかり、疲れもします。

 仮設の橋が渡してある最後、三番目の沢が杓子沢です。すごい水量で迫力があります。橋がなければ徒渉が恐い。沢の手前で大休止。食事の時から上空を、荷物を吊っていないヘリコプターが行ったりきたり、遭難者を捜しているのかもしれません(家に戻ってから新聞を見てもこの付近での事故は報道されていませんでした)。

 その後も同じような道が続きます。かなり疲れます。小日向のコルあたりは高層湿原になっています。だんだん下ってきたらブナ林になっていました。地図では急降下が始まると白馬尻との分岐も近いことになっています。でも、それほどの急降下はなく、わりと簡単に分岐に出ました。ここまで来れば猿倉荘は近い。

 猿倉荘で一休み。上の小屋ではいいTシャツがなかったので、ここで購入。4,950円はちょっと高い。ついでにお蕎麦(山菜とかき揚げ入り800円は妥当か)。非常食も残っていましたが、この方が簡単。

 少し下の駐車場に戻る途中にヘビがいました。駐車場で荷物を整理、Tシャツとズボンを着替えました。

 13時ころ出発しようとしたら、今日泊まる予定の大町温泉郷叶屋の女将(おばちゃん)から電話が入り、「泊りはきょうでしたっけ。」とのこと。Web予約したのに、向こうから確認メールや電話がなかったので、1週間前にこちらで確認電話をしていたのでした。少し事務処理に不安があります。あとで話して知ったところでは、黒四ダム建設当時、このあたりの旅館はここだけで、とてもはやっていた、親方衆が大勢の職人さんたち(三交代制)を連れて泊りに来た、芸者を呼んで毎日が大騒ぎだった、お金が札束でどんどん入ってきたという話をしていました。黒四建設バブルだったようです。1963年完成の黒四ダム、その建設ですから1950年代、そのころ20歳前後だったとして、もう80代半ばになっていると思われます。すごく元気なのですが、少し事務処理に不安があります。でも、黒四ダム建設正史には載っていないウラ話をたくさん知っていそうです。オーラルヒストリーで残しておくといいかもしれません。

 宿には予定より早い14時過ぎに着いてしまいました。チェックインなどで少し時間がかかります。でも、登山者を歓迎してくれるのはありがたい。「疲れたでしょう」とお菓子もくれました。お葬式でもらったお菓子のようでした…。温泉宿ですが、温泉はここで湧いているのではなくかなり離れた蔦温泉から引いているそうです。そのためか、温泉成分表を探したのですが、見つかりませんでした。

 部屋に入って少しのんびり。もともとは料亭でもあったそうで、そういう部屋も窓の外には欄干とかの雰囲気は残っています。

 風呂(内湯と露天風呂)に入りさらにのんびり。風呂上がりに頼んでいたビールが来ないので、思わず催促してしまいました。

 去年も同じこの宿に泊まっていて、そのときは部屋食でしたが、今回は食堂での食事でした。イスに座れるのでこちらの方がいいかも。

 この日は20時前に寝てしまい、次の朝4時ころまで起きずに寝てしまいました。前日星撮りでほとんど寝ていないし、これまでの山歩きでかなり疲れていたのだと思います。 

06:30:白馬鑓温泉小屋(2,100 m)
07:20:杓子沢
08:05:三白沢
09:10:小日向のコル
11:40:白馬尻との分岐
12:00:猿倉荘(1,250m)

 

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(5) 5日目(8月23日(水))

 朝、6時から入浴できるので、朝風呂です。朝食は7時半の予定がここでも事務処理能力に問題、7時の朝ご飯になりました。まあ、いいか。

 この日は帰京の日。ただ、天気が良いのでまっすぐ帰るのも何だと思い、美ヶ原に寄って帰ることにしました。8時45分ころに出発。

 カーナビへの指示がうまくいかず、美ヶ原まで思わぬ時間がかかりました。それでも、美ヶ原の駐車場(長和町営駐車場、山本小屋ふるさと館)には11時過ぎに着きました。

 まわりは雲。晴れていたら北アルプスを展望できる王が鼻まで行くつもりでした。でも、まわりが雲です。諦めて少し散策路を牛の塩やり場まで歩いてみました。

 山本小屋ふるさと館に戻り昼食です。十割そば並盛り(800円)+信州黒毛和牛長いもコロッケ(210円)でした。

 帰りはビーナスラインを使って、白樺湖、蓼科経由でもいいかなと思いましたが、一番近い岡谷IC経由で帰ることにしました。13j時ころ出発。長野道岡谷ICから高速に乗り、中央道に入り少し走ったら、眠気が出てきたので、往路と同じ八ヶ岳PAで20分ほど仮眠、起きたらすごく元気になっていました。ところが、中央道が工事や事故でいろいろな場所で渋滞が発生していました。まあ、仮眠しておいてよかったです。

 府中スマートで降り、多摩川沿いの道を走り、ガソリンスタンドで給油、往復で594.2 km、ガソリンは47.34 L、8,285円でした。トータルの燃費は12.55 km/Lです。高速代が往路調布IC−安曇ICが3,750円、復路は安曇野IC−松本ICが360円。岡谷IC〜府中スマートICが4,460円でした。行きの調布IC−安曇野ICの正規料金は5,650円なのに、実際は1,950円引きの3,740円、帰路の岡谷iC−府中スマートICが5,060円が630円引きの4,460円でした。良くわからない割引でした。JRを使うと新宿−白馬特急が5,500円+2,550円、バスが1,000円の9,050円です。二人で行ったので、車の方がかなり安い。ただ、所要時間はJR+バスで新宿−猿倉が4時間半程度ですから、渋滞がないのでJR.+バスの方が速い。しかし、JR.大糸線での松本−白馬の列車がすごく少ない(時間の制限が大きい)ことを考えると、車のほうが便利ということになります。

 調布駅で友人を降ろし、家に戻ったのは18時ころになっていました。

 今回の白馬三山は、思っていたよりきつかった。やはり体力が年齢と共に落ちているということが実感させられました。でも、歩いているときにはレインウェアを着るほどの雨には遭わず、とくに21日の朝の天気が良かったので、それなりに恵まれた山行でした。それにここは、ふだん行っているジジババの山と違って、若い人、子供もいるので華やかな雰囲気もありました。

 

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コラム:白馬は「シロウマ」か「ハクバ」か

 一般的には白馬岳はシロウマ、白馬鑓ヶ岳もシロウマ、麓の村やJRの白馬村、白馬駅はハクバです。でも、白馬館(ハクバ)が経営している白馬山荘、白馬鑓温泉小屋と白馬大池山荘はハクバです。白馬村(白馬村振興公社)が経営している村営白馬頂上宿舎は当然ハクバです。

 白馬岳(しろうまだけ)は、春に代馬(代掻き馬)型の雪渓(厳密には雪が溶けて現れる黒い地肌)が現れることから、“しろうまだけ”と呼ばれるという説があります。深田久弥の「日本百名山」はこの立場。ただ、異論もありはっきりしません。地元の人に中には“はくばだけ”と呼ぶ人もいるそうです。ネットで調べると、そもそもシロウマ説の根拠は薄弱です。深田久弥の影響力の大きさから、山に行く人の間では白馬岳はシロウマが正しいということになってしまったようです。少なくとも、地元観光業者などがかっこよさ、お客をたくさん呼べそうなハクバにしたことではないことは確かなよう、地元ではもともとハクバと言っていた、だから白馬岳をハクバと読んでも、別に間違いではないということはわかりました。とくに地元の人がそう読んでいる、そして愛着と誇りを持っている「ハクバ村」「ハクバ駅」を、「それは間違っている、本当はシロウマ村。シロウマ駅が正しい。」なんていわれたら、地元の人たちもいい気持ちはしないでしょう。地元の呼び方を尊重すべきだと思います。

参考サイト
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022012900024
http://www.kanjuku100.com/kanrinin_hitorigoto/shiroumaorhakuba.pdf
https://funq.jp/peaks/article/601219/
https://www.yamanohi.net/report.php?id=2809

https://uub.jp/frm/search.cgi?KJNS=925+26306+43943&TITLE=%E7%99%BD%E9%A6%AC%E5%B2%B3&KIX=1&KJN=1

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2023年8月記