谷川岳(2)

2012年10月24日、谷川岳に行ってきました。2003年9月23日はこちら、2013年10月14日はこちら。 

  前日は東京でも夜から冷たい雨になっていました。朝4時半ころ自宅を出発、谷川岳ロープウェイの始発(平日は8時)を目指します。関越道練馬ICから関越道に入ります。途中赤城SAで休憩と朝食(自宅近くのコンビニ買ったおにぎりと味噌汁(お湯はテルモス))。水上ICで関越道を降り、谷川岳ロープウェイの駐車場(大きな駐車場、5階が切符売り場に近い)には7時半過ぎに着きました。

 風が強いためにゴンドラの配車に手間取ったということで、8時から少し遅れて切符販売(往復2,000円)と改札が始まりました。ロープウェイで登っていくと、紅葉が真っ盛りになってきます。ただ、天気が悪く発色がよくありません。10分ほどで天神平駅に到着です。

 8時25分、天神平を出発。リフトで天神峠には登らず、直接熊穴沢避難小屋を目指します。小屋まではトラバース気味の道です。風が強く、また未明までの雨(雪)のために木道が滑りやすくなっています。谷川岳はすっぽりとガスに包まれていました。

 熊穴沢避難小屋までは、少し急登もありますが、それほどでもありません。でも、熊穴沢避難小屋を過ぎると、ロープや鎖が垂らしてある急登がたくさん出てきます。標高を上げるにつれ、雪が多く残っているようになりました。そればかりか、雪も降り出し、また風も大変に強いので、吹雪状態になってきました。また、雪もどんどん積もってきます。

 それでも、10時20分ころに頂上(トマの耳、標高1963.2m)まであと10分の肩の小屋に到着しました。天候の具合を見るため、小屋の中に入れさせてもらって少しここで様子見です。しばらく待っても天候は改善しないので、頂上はあきらめて撤退することにしました。

 10時50分、撤退開始。雪もかなり積もり、風も強いので慎重に下ります。こんな天気なのに、さすが人気の山、下る途中、続々と登ってくる人とすれ違います。11時25分ころ、熊穴沢避難小屋を通過します。この辺まで下ると雪もほとんど止み、また登山道の雪もなくなります。下る途中で谷川岳を振り返っても、相変わらず上の方はガスに包まれています。これで、上が見えたら少し悔しいところですが、この状態では撤退して正解だったようです。

 避難小屋から天神平までかなり時間がかかりました。天神平駅には12時半ころに到着。ここまで来ると、紅葉狩りにでも来たのでしょうか、大勢の観光客もいます。天気が悪かったので残念なことだったでしょう。

 展望テラスで舞茸天ぷらそば(900円)を食べて、冷えた体を温めます。

 ロープウェイで下り、水上ICから関越道に入ります。赤城SAで少し昼寝をして、帰りは圏央道−中央道経由で自宅に戻りました。

 

 動画をyoutubeにアップしました。サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。

谷川岳ロープウェイで土合駅(746m)から天神平駅(1,319m)まで。約14分。
登山編。天神平駅から肩の小屋まで。約6分半。
撤退編。約5分。

2012年10月記

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