配列数式

 まず、配列数式を使ったファイルを開いてください。

 これは、私が校務調整の際に、各教科の持ち時間数(全体の持ち時間数)を計算するために使ったものです。その一つの教科の部分だけを取り出してみました。本校は中高一貫校なので、学年が中1から高3まであります。こうした、計算はどの学校でも必要かと思います。

 

  A3には教科名が、A列の1〜15に専任名、A〜Fに講師名が入ります。B、E、H、K、N、Q列には授業名を入れます。例えば、英語とか地学とかです。専任は同じ学年で2種類の授業を担当する場合にも対応できるようにしてあります。

 あとは、授業後との週授業時間数と、担当しているクラス数を入力していくだけです。

 すると、D42(講師だけの分はD41)〜S42にその学年の合計授業時間数が出ます。D42にカーソルを当てると、 {=SUM((C5:C40)*(D5:D40))} という式が入っています。両端に“{”と“}”が入っているので、配列数式だとわかります。

 もちろん、=sum(c5*d5+c6*d6+…+c40*d40) としてもいいし、E列の5行〜40行までにそれぞれ =c5*d5 から c40*d40 としてその合計をとってもいい(そのときはE列を非表示にするといい)のですが、配列数式を使うとこのようにスマート(?)にできます。

 入力方法は、本文でも書きましたが、セルd42に =sum((c5:c40)*(d5:d40)) と入力し、最後に[Shift]+[Ctrl]+[Enter]と3つのキーを同時に押します

 一つがうまくいけば、それをあとのg42〜s42にコピーするだけです。

 なお、T、U、V列はふつうにやっています。

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