もつれ星は最果ての夢を見るか 市川憂人 PHP ISBN978--4-569-86000-8 2,000円 2025年10月
SFミステリー。プロローグは宇宙船内の殺人事件。
物語は宇宙開発コンペに参加した(社命で参加させられた)夜河零司(よがわれいじ、“強力”AI開発者))ほか4名。皆この時代に必要な製品を作る大会社の関係者。他により高性能亜光速エンジンを搭載した飛行船をマニュアル操縦して、彼らに追いついた女性パイロット・シャルロット1名。
舞台はすでに人類が宇宙に進出し太陽系内・系外にコロニーが造られている時代、亜光速エンジン搭載の宇宙船があり、量子のもつれを利用した瞬間通信が可能になっている時代。
開発区域の調査に当たる零司以外の参加者4名が次々に殺されていく。零司を確保しようと登場したシャルロットは敵か味方か。さらに謎の宇宙船までが現れる。
零司と零司が開発した“強力”AIディセンバーはこの殺人事件を解決できるのか。そもそも“強力”AIとは何か。その価値は? なぜ大企業の関係者でない零司が選ばれたのか。ディセンバーは本当に零司の味方なのか。宇宙の片隅での犯人捜しのこの間、人類のコロニーはどうなっているのか。
“理屈”(理論・技術の説明)はよくわからないけど、それなりに面白い。
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2025年12月