タコ・イカが見ている世界 吉田真朗・滋野修一 創元社 ISBN978-4-422-43063-8 1,980円 2025年4月
頭がいいといわれているタコとイカ、とくにタコ。ただ、寿命が短い、親の経験を伝えることがないという致命的な問題があるので、その“知能”はどうしても限られたものになる。
タコは8本足ごとに脳があるとか、うんちくは増える。ただ、目について、ヒト(脊椎動物)と同じレンズ目だけど、発生の仕方が違うことに対するコメントがない。やはり、脊椎動物の目は脳から分化したのに対し、タコ・イカは皮膚から分化したものなので、決定的に違う。
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2025年6月記