カメラ

 2013年1月にPanasonicのデジタル一眼カメラ(ミラーレス)を、Lumix DMC-GH3に、さらに2014年4月にGH4にバージョンアップしました。GH3、GH4とも防塵・防滴仕様となり、レンズ12-35mm/F2.8と35-100mm/F2.8も防塵・防滴仕様なので、かなりの悪環境に対応できます。基本GHシリーズは、「静止画もそこそこに撮れる優秀なビデオカメラ」だと思います。自宅近くで鳥撮りをするときはほとんどビデオカメラとして使い、旅行ではおもに静止画カメラ、対象によってはビデオカメラとして使うという感じです。

 GH4は4Kビデオも撮影できるのですが、自宅のTVもパソコンも4Kには対応していないので、当面、普通のフルハイビジョン・カメラとして使います。4K動画を切り出すと800万画素に相当、だから8Kになると3000万画素を越えるので、静止画が必要なくなるのかもしれません。まあ、保存メディアもT(テラ)にならないと実用性はないでしょう。

パナソニックのデジタル一眼カメラ Lumix DMC-GH4とDMC-GH3
両カメラの上面 両カメラの背面
左:Lumix G Vario 12-35mm/F2.8 右:Lumix G Vario 35-100mm/F2.8 これで35mmフィルムカメラ換算24-200mmをF2.8で通せます。
ワイヤレス・フラッシュ 左:DMW-FL360L 右:DMW-FL580L ステレオガンマイクロホンDMW-MS2。GH4になって、スーパー・ガンマイクというモードもできました。

 2010年12月、Panasonicのミラーレス一眼カメラ、Llumix DMC-GH2を買いました。オリンパスのE-5の評判はいいようですが、いかんせん高感度に弱い、連射が最速5コマ/秒ということで、鳥撮りには限界があるということで見送りました。NikonのD7000のスペックには惹かれましたが、500mm超の望遠レンズの値段を考えると踏み切れませんでした。また、TVをデジタル化したら、そのハイビジョン画像がきれいだったこと、また夏の南米旅行の(防水)サブカメラで撮ったビデオがおもしろかったことで、鳥撮りはビデオ撮影(Panasonic の TM-70を買ってしまいました)に軸足を移すようになりました。今のところ、ビデオ機能が一番充実している、静止画もそこそこ撮れるということで、また、本体+GH2に決定しました。またVARIO  HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.にVARIO 100-300mm F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.をつけても、20万円を上回らないという価格でもありました。いちおうこれで、35mmフィルムカメラ換算28mm−600mmをカバーできるわけです。

 少し使ってみた感想では、まさに電子カメラという感じです。マルチフォーマットとか。また、EXズーム2倍、デジタルズームなら4倍まで、つまり2400mm(35mmフィルムカメラ換算4800mm)まで行けることになります。絵の作りは、やはりこれまでのE-3より落ちます。スピーカーでいうところのドンシャリという感じ、コンパクトデジカメに近い感じがします。ビデオの方は、TM-70よりも画質は良さそうです。ただ、手ぶれ補正がTM-70ほど強力ではないので、望遠撮影には三脚が必須になります。

 もちろん防滴・防塵ではないので、悪条件では使えません。でも、鳥撮りの人の多くがだんだん重厚長大なカメラに移行する中、軽薄短小のカメラもおもしろいかなと思います。

Lumix GH2 にHD14mm-140mF4.0-5.8をつけた状態。 ミラーがないので、レンズを撮ると撮像素子がむき出しになります。
右がHD100mm-300mmF4.0-5.6。 オリンパスのE-3と大きさを比べてみました。
「標準レンズ」をつけた状態でE-3と比べてみました。E-5がこの大きさで出てくれていれば…。 オリンパスのED100-200mmF2.8-4.0SWDと比べてみました。

2010年12月記

2 2009年2月、電子水準器を追加しました。ストロボのホットシューに差し込むタイプです。E-3には水準器が内蔵されていません。風景を撮るとき、水平を出したいことがあるので購入しました。当然ファインダー内には表示されませんが、上目遣いにするとかろうじて、水平になったことを示す緑のLEDが見えます。

2009年2月記

 2008年7月、さらにレンズを追加しました。ED50mm(35mmフィルムレンズカメラ換算100mm)F2.0マクロです。この夏は高山植物が多い地帯を歩くことが多そうなので、前からほしかったこのレンズを思い切って購入しました。オリンパスのWebショップでセールをやっていた上に、ズイコークラブのポイントもかなりたまっていて、量販店で購入するより安くゲット出来ました。これで、標準系ズーム(ED12-60mmF2.8-4SWD、望遠系ズームED50−200SWDF2.8-3.5SWDと併せていわゆる竹レンズが3本、これらは防滴・防塵加工なのでアウトドアでも安心です。さらにテレコンバーターEC-14、EC-20も防滴・防塵だし。超望遠系の単焦点レンズが竹クラスで出ないかなぁ。また、今回のED50mmMacroがSWD(超音波モーター)でないのが少し残念です。ED50mmもSWD化するので、在庫一掃セールかもしれない。

 ただし、E-3にこれらのレンズはやはり重い。噂のE2桁機はどのようなスペックなのだろう。きりがない…。マイクロフォーサーズ規格も発表されました。

2008年7月記、8月追記

 2008年6月、レンズを二つ追加しました。一つは中望遠ズームED50-200mm(35mmフィルムカメラ換算100-400mm)F2.8-3.5SWD、もう一つは1.4倍テレコンバーターEC14です。ED70-300mmもいいのですが、これに2倍のテレコンバーターEC20だとやはり画質が劣化するので、思い切って竹(High Grade)レンズの50-200mmを購入しました。EC-14やEC-20もつけて楽しもうと思います。竹クラスで超望遠レンズが出ないかなぁ。レンズ沼にはまりかけている?

2008年6月記

 2007年11月23日、オリンパスE-3を購入してしまいました。カタログスペックではともかく重くなってしまったので(E-510の470gから810gへ)躊躇していたのですが、1ヶ月ほど前ショールームで触ったら、その感触良さに思わず予約してしまっていました。E-3はオリンパス(フォーサーズ規格のデジタル一眼レフカメラ)のフラッグシップ機という位置づけです。本体とともに、レンズED12-60mm(35mmフィルムカメラ換算24-120mm)と2倍のテレコンバータEC-20も。

 この組み合わせで、ようやくキャノンやニコンの中級者用(APS-Cサイズの撮像素子機)のフラッグシップ機と争える? 撮像素子がさらに小さいフォーサーズ機でこの大きさ・重さは少し不満はありますが、でも現在の技術でこれだけの機能・性能を盛りこむためにはやむを得ない。堅牢なボディーと防塵・防滴性があるので、かなり過酷な環境でも大丈夫そう。この堅牢なボディーと、視野率100%で1.15倍という明るいファインダーを確保するためのペンタプリズムのために重くなってしまったのかな。

 ED12-60mmはいいです。オリンパスはレンズ群を松竹梅と区分していて、もちろん梅が入門者・アマチュア向けなのです。いままで梅レンズしか持っていませんでしたが、ED-12-60mmは初めての竹レンズです。やはり格が違います。あと1ヶ月ほど前に購入したED70-300mmは梅レンズですが、これもなかなかです。何しろ、35mm換算で600mmの超望遠までカバーできる。E-510より強力な本体手ぶれ補正があるE-3なら何とか手持ちでも使えそうです。2倍のテレコンバータEC-20と組み合わせれば、なんと35mm換算で1200mm撮影もできます。プロの作例では、1脚でもぶれない鮮明が画像が得られています。

 まだあまり使っていませんが、不満の一つは市販のCR123Aリチウムバッテリー(3本)を使用するためにホルダー(LBH-1)が、E-3では電力不足のために不安定になるので使えないということです。過酷なアウトドアでも耐える機種ということですが、そのアウトドアではコンセントがない環境も想定されます。もう一つの不満は、これと関連しますが、強力な手ぶれ補正のために電力消費が多いためか、バッテリーの持ちが悪いことです。公称600枚はとても無理です。アウトドアでの電源の確保が課題です。

2007年12月記

 2007年6月29日。デジタル一眼レフカメラを更新しました。4月に出たE-410の本体375gという超軽量も魅力的だったのですが、長いレンズを使ったりすることも多いので、本体に手振れ補正機能がついているE-510にしました。こちらは本体がE-500よりも少し増えて470gあります。E-410も、このE510もコンパクトデジカメのようにライブビュー(背面の液晶画面を見ながら撮影)ができます。E-510はE-500と同じように、市販のCR123Aリチウムバッテリー(3本)が使用できます。これは電源がないところを長期間にわたって移動するときでも、予備の電池を持っていけばいいという安心の機能です。

 レンズもこれまでのものよりもひとまわり小さい14-42mm(35mm換算で28-84mm)F3.5-5.6と、40-150(35mm換算で80-300mm)F4.0-5.6も同時に購入しました。14-42mmは190g、40-150mmは220gと小型・軽量にできています。従来の18-180mm(36-360mm)F3.5-6.3、435gとどちらを多く使うようになるでしょう。秋には、70-300mm(35mm換算140-600mm)、F4.0-5.6という超望遠ズームも出る予定。こちらも620gという重さ。これに2倍のテレコンバーターをつけると、何と35mm換算で1200mmにもなります。欲しいなぁ。

2007年7月記 8月追記

 2005年11月、丸5年以上使ったデジカメを更新し、一眼レフにしました。機種はオリンパスのE-500というものです。購入時点で一番軽量(ボディのみで435g、かつてのOM-2が535g)というのが決めた理由の一つです。私にとって山に行くときに持っていくのが大きな一つの用途なので、少しでも軽い方がありがたい。

 撮像サイズが4/3インチ(17.3×13.0mm、フォーサーズ・サイズ)、有効画素数800万、記録メディアはCFカードとxDピクチャーカードの両方が使えます。私は2GBのCFカードと1GBのxDピクチャーカードを入れています。だいたい、1枚の写真(3264×2448ピクセル)が1.7KB〜1.8MB程度になりますから(Jpeg1/8圧縮モード、2GBで1000枚程度撮れる)、1泊程度なら容量はこれで十分。ただし、バッテリーがそれほど持ちません。内蔵ストロボを使わないで数百枚程度みたいですからバッテリーの予備は必要です。専用リチウムイオン電池の他、市販のCR123Aリチウムバッテリー(3本)を使用するためにホルダーもあります(別売)。

 不満があるとすると、手ぶれ補正機能がついたレンズ(あるいは本体)がないことです。手ぶれ補正機能があると安心してとることができます。とくに18-180mm(35mm換算で36-360mm)には手ぶれ補正が欲しかった。

 サブカメラとして、Pnasonic Lumix-01も入手しました(2006年4月)。CanonのIXY Digital 800IS とどちらにしようかと迷いましたが、オリンパスのE-500に18-180mm(36-360mm)レンズをつけたものをメインとすると、それにはない広角側を広げる選択をしました。コンパクトデジカメ1台だけで出かけるなら、IXY Digital 800ISの4倍ズーム(35mm-140mm)+2cmまで寄れるスーパーマクロ(撮影範囲30mm−22mm)が便利かもしれません。LUMIX-01は3.6倍ズーム(28mm−102mm)、マクロで寄れるのは5cm(撮影範囲?)です。

2006年4月記

ホットシューにつけた電子水準器。緑のLEDが点灯しているので水平になっています。傾くと傾いた側のLED(橙、赤)が点灯します。 電子水準器を前から見てみました。
ED50mm(35mmフィルムレンズカメラ換算100mm)Mcro F2.0。 左がフードをつけたED50mmMacroF2.0、右がED35mmMacroF3.5。
ED50-200mm(35mmフィルムカメラ換算100-400mm)F2.8-3.5SWD。ED70-300mmとの大きさの比較はこちら 右が1.4倍テレコンバーターEC-14、左が2倍テレコンバーターEC-20。
オリンパスE-3。 レンズはED12-60mm(35mmフィルカメラ換算24-120mm)、F2.8-4。ついでにストラップは、予約購入プレゼントでもらったもの。このストラップは短くて使いづらい。汚れ防止加工のストラップに変えました。
E-3とE-510。E-3はかなり大きい。 2007年秋に購入したレンズ。後ろ左がED12-60mmF2.8-4.0。後ろ右がED70-300(35mmフィルカメラ換算140-600mm)F4-5.6。手前右が2倍のテレコンバータEC20。手前左は比較のために置いたED14-42mmF3.5-5.6。
E-510。レンズは14mm-42mm(35mmフィルムカメラ換算28mm-84mm相当)、F3.5-5.6、190g。
E-510を正面から 左E-510。右はフィルムカメラのオリンパスOM-2n(レンズは35mm-70mm、F4)。残念ながらE-510(136×91.5×68mm)はOM-2n(136×83×50mm)よりまだ大きい。ただし、OM-2n本体の重さは535g(電池付き)なので、E-510の470g(バッテリーなし)の方が少し軽い? レンズも軽くなっている。
マクロレンズの比較。左:35mm(70mm相当)、F3.5、165g。右:OMレンズ50mm、F3.5、200g。 左:40mm-150mm(80mm-300mm相当)、F4.0-5.6、220g。右:OMレンズ75mm-150mm、F4。
手持ちのレンズ群。手前今回購入したレンズ。左がED14-42mm(28-84mm)、F3.5-5.6、手前右がED40-150mm、F4.0-5.6です。後ろはこれまでの、35mm(70mm)F3.5Macro、18-180mm(36-360mm)F3.5-6.3,435g、OMシステムのレフレックス500mmF8(アダプターが必要、マニュアルフォーカスになる)。ED14-42mm、ED40-150mmがかなり小さいものであることがわかります。

 

本体に“標準”レンズともいうべき14-45mm(28-90mm)F3.5-5.6を装着した状態。
現在(2006年4月)持っているレンズ群。手前左35mm(70mm)F3.5Macro、右14-45mm(28-90mm)F3.5-5.6、285g。後ろ左から40-150mm(80-300mm)F3.5-4.5、425g、18-180mm(36-360mm)F3.5-6.3、435g。後ろ右は、OMシステムのレフレックス500mmF8(アダプターが必要、マニュアルフォーカスになる)。 エレクトロニックフラッシュ。左はFL36。カメラに装着しているのはマクロフラッシュコントローラーとリングフラッシュ。
 
最近サブで使っているPanasonicのLumix-01。(Ayuはぶれない)手ぶれ補正と広角28mmが売り。 Leicaレンズ搭載。

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