ノルウェイ（8月7日）

ソグネフィヨルド・クルーズ、ブリグスダ氷河見学、ゲイランゲルへ

　朝食（バイキング）後、少し時間があったので、裏山の散策路を歩いて見ました。フロム駅、フロム港、それに宿泊しているホテルもよく見えました。大型クルーズ船は夜のうちに移動したようで、いなくなっていました。

　荷物をバスに預け、徒歩でクルーズ船に乗り込みます。9時10分、ソグネフィヨルド・クルーズに出発。天気も上々、いかにもフィヨルドという風景を満喫します。2時間ほどのクルーズでグドヴァンゲンに着きました。ここからまたフェリーに乗る予定です。時間待ちの間、少し散歩したり、お土産屋さんをのぞいたりします。

　12時45分、グドヴァンゲンを30分遅れで出航。本来の予定では、グドヴァンゲンから陸路を使う予定だったのですが、トンネル事故で通行止めとなり、急遽グドヴァンゲンからカウパンゲル港に向かうことになったのでした。フェリーの上でお弁当を食べます。最初は元来た航路を引き返す形となり、途中で左に別れてカウパンゲルを目指します。15時カウパンゲルに到着。

　カウパンゲルからはバスでブリグスダル氷河を目指します。途中バスの窓からヨーロッパ最大級のヨステダール氷河も見えてきます。目的のブリグスダル氷河はこのヨステダール氷河の支流の一つです。

　17時半ころ、カフェテリアもあるブリグスダル氷河ウォーキング出発点に到着。早速氷河をまで歩き始めます。明瞭なモレーンを3つくらい乗り越えます（そのときだけ少し急登）。一番下のモレーンにはブリグスダル滝がかかっていて、ものすごい水しぶきを上げています。橋がその前にかけられているのでその水しぶきを浴びないと氷河に近づけません。もう一つのモレーンもかなりの高さがあります。

　40分ほどで氷河の末端に到着。ここは海抜346mだそうです。こんなに低いところまで氷河が流れてきているわけです。さすが高緯度。帰りはのんびりと歩きます。

　再びバスに乗り19時半出発、ゲイランゲルを目指します。途中の車窓からもきれいな氷河湖が見えました。ゲイランゲルへ夏の間だけ開通する旧道を使い、峠を越えます。

　ホテルに着いたのは21時半、温かい料理（バイキング）が出るぎりぎりの時間でした。この日は内容盛りだくさん、長時間の行動でしたが、今回の旅行で初めて終日天気に恵まれました。

動画（youtubeにリンクしています）。左の画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

	ソグネフィヨルド・クルーズ。
	グドヴァンゲンにフェリーが接岸します。
	ソグネフィヨルドに落ちる大きな滝です。
	ブリグスダル氷河の末端です。
	ブリグスダル滝です。

静止画：写真をクリックすると拡大します。戻るときはブラウザの“戻る”ボタンをご利用ください。

フロムの朝の気温は12℃を下回りました。	朝食（バイキング）です。	例により、パラボラアンテナの仰角を確認します。下に置いた磁針の拡大はこちら。	高台から見下ろすフロム駅・フロム港。手前の白い建物がホテルです。	散策路に咲く花（１）。
散策路に咲く花（２）。	散策路に置かれているオブジェの一つ。これは魔女のほうき？ 日本語のメッセージも。	フルトハイムホテル。	ホテル中央の塔に登ってみました。	塔に登る階段から外を見ています。
フロムの放射線量値は0.12μSv/hでした。	フェリーに乗り込みます。	フロムとお別れします。	フェリーのブリッジです。	船と並行して飛ぶカモメ。
フィヨルドらしい光景が続きます。	小さな船とすれ違います。	滝に虹が架かっています。	フィヨルドの奥へ。	雪（氷河？）を戴くく山。
大きな滝が現れました。動画参照。	静かな水面にフィヨルドが写っています。	グドヴァンゲンに着きました。	乗る予定のフェリーが近づいてきましたが、乗ってきたフェリーが出航しないので、接岸できません。	カヌーを楽しむ人。
グドヴァンゲンから見える大きな滝。李白の「廬山の瀑布を望む（日は香炉を照らし紫煙を生ず、遙かに見る瀑布の長川に掛くるを、飛龍直下三千尺、疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと）」の世界。	グドヴァンゲンをあとにします。	気温は16.7℃。でも風が強いので、体感温度は11.0℃でした。	狭い水路。	大勢がカヌー遊びをしています。
フィヨルドの岩壁です。	こちらがフロムに通じるフィヨルド。	開けたフィヨルドの方がカウパンゲルへの航路です。	フィヨルドをまたぐ電線。目印に赤いボールが所々に設置されています。	カウパンゲルが近づいてきました。
ヨステダール氷河が見えてきました。	静かなノールフィヨルド。	ブリグスダル氷河入り口から見える滝。	ブリグスダル滝。この水しぶきを浴びないと先に進めません。	ブリグスダル氷河とそこから流れ出る川です。
左岸の崖の上には崩れ落ちそうな氷河があり、そこから流れ出る川が滝を作っています。	この大きなモレーン（堆石）を乗り越えます。かつての氷河の末端の位置（の一つ）です。	ブリグスダル氷河の末端と、その前に広がる氷河湖です。	氷河の上部を拡大しました。	ここでいったん氷河が途切れます。
氷河の末端です。	崖の上の氷河を拡大しました。	擦痕（左右方向に走る傷跡）です。氷河が流れた方向を示します。	氷河湖に空が映っています。	山を雲の影が横切っています。
峠を越えました。	ゲイランゲルが見え出しました。	夕食（バイキング）です。	ビールはハンザ。日本円に直すと1500円くらい？　ともかくアルコール類が高い。	ゲイランゲルの夜景。

フロムからゲイランゲルへ（google earthに加筆）

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