陣馬山から景信山へ

  2017年12月18日、シモバシラを求めて陣馬山から景信山を歩いてきました。

 JR中央線高尾7時7分発甲府行きに乗ります。中央線藤野駅で降り、7時30分の和田行きのバスで陣馬山登山口まで行きます。陣馬山登山口からかなり離れたところにトイレがあります。GPSロガーが電波を捉えるのを待って、7時45分ころ出発。一の尾根を登ります。最初は民家に通じる舗装道路、民家が途切れると本格的な登山道になります。一の尾根は基本緩い傾斜の登山道、とはいっても所々に急登はあります。左側から何カ所か、別な登山口から上ってきた道と合流します。バスの終点和田からも二つの合流、最後の合流から頂上直下の急登になります。

 木の階段が出てくると頂上も近い。頂上手前でいくつかのシモバシラを見ました。登山道脇にもあって写真を撮りやすい。頂上(857m)には10時ころに到着。頂上には何軒かの茶店がありますが、ほとんど閉まっています。南側から南西側が曇っていて、富士山や南アルプスは見えません。西から北、さらに東側の展望はありますが、少し空気の透明度が低い。そのため東京スカイツリーは確認できませんでした。それでも、筑波山や江ノ島は見えます。

 次は、前回の13日はパスした堂所山(どうどころやま)を目指します。途中の明王峠の茶店は閉まっていました。12月23日(土・祝)に行われるというトレイルランの狭義予告のビラが貼ってありました。この日はこのあたりは避けた方が良さそうです。

 ふだんは巻くことが多い堂所山、でも、かつてシモバシラの群落を見たことがあったので、この日は頑張って登りました。景信側から登るとそう大変でもありません。だが、シモバシラは頂上直前に小さいのが一つあっただけでした。堂所山頂上の二つのベンチは更新されていました。例によりカップラーメンの昼食にします。堂所山は山頂には733mとありまが、国土地理院の地形図では731mです。頂上が木に覆われているので、展望はあまりききません。それでも木々の間から陣馬山や生藤山がかろうじて見られます。

 堂所山からの下りは急降下です。その後はピークハントはしないで巻き道を辿ります。あと少し頑張れば景信山というところ、以前が大群落があったところに、シモバシラの群落がありました。

 景信山頂上(727m)には12時20分ころ到着。小仏発13時40分のバスに乗るためには、40分のコースタイム、自分の足を考えると余裕を見て60分、頂上ではあまり時間がとれません。でも、雲も増えて展望があまりきかなくなったので、それほどここで時間を費やす必要もありませんでした。12時35分に下山を開始します。

 この時間帯でもまだ登ってくる人たちもいました。どこに下山するのだろう。林道の登山道入り口には23日のトレイルラン競技の看板も出ていました。景信山〜小仏城山〜南鷹尾山稜を回るようです。小仏バス停には13時25分に到着。やはり50分かかりました。バス停にはすでに4人ほどが待っていました。バスは13時30分ころ到着、すぐに中に入れてもらえました。でも、時間があったので一端降りて靴を洗いました。

 この日は久しぶりに高尾駅北口駅前の玉川亭で一人打ち上げです。この日の営業は15時までということだったので、13時40分のバスに乗れて良かった。

 肝心のシモバシラ(興味があるのは中高年登山者だけ? トレイルランの人はもちろん、若い登山者たちもスルーしていました)は、シモバシラは堂所山を筆頭に、全体にかなり数を減らしているようです。

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2016年12月記

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