鎌倉天園ハイキング

2019年2月20日、高校のハイキングクラブで鎌倉天園ハイキングコースを歩いてきました。

 北鎌倉10時集合でしたが、横須賀線が遅れたためにかえって予定より早い電車となり、9時40分ころに北鎌倉に着いてしまいました。同じ電車で一人、すでに来ていた人が一人、3人でしばらく待つことにしました。じつは駅横の「光泉」で予約していた稲荷寿司の受け取りが10時半なので、どのみちそれまで待たなくてはなりません。バス停のいすで待っているうちに全員がそろいました。この日は7名(男女3:4)です。早速差し入れのお餅、お菓子の配給がありました。カナリア諸島で買った乾燥バナナを提供しました。

 きっちり10時半に稲荷寿司(680円)を受け取って、11時前に出発。しばらくは車道を歩いて建長寺(500円)へ。広い境内の奥、まだ建長寺境内から天園ハイキングコースに入ります。長い階段、結構な急坂です。谷の一番奥が半僧坊、手前に富士見台、半僧坊前に相模湖展望台がありますが、この日はかすんでいてよく見えませんでした。また、逆コースで天園ハイキングコースを歩いてきた人たちからもここで拝観料をとるようになっていました。

 半僧坊を抜けるといよいよハイキングコースです。尾根歩きなので、周りの木々が途絶えたところで展望が得られます。この日は遠望が効きませんが、それでも鎌倉市の町並みなどはよく見えます。鎌倉市の最高点でもあるこのコース最高点大平山(159m)を少し超えたところに広場がありそこで大休止。柵の向こうは鎌倉カントリークラブの駐車場になっています。ここでお弁当タイムになりました。ただ、上空をトビが飛んでいるので、油揚などをさらわれないように警戒しながらの食事です。お昼も女性陣から副食の差し入れ。ここではカナリア諸島でゲットした竜血樹のリキュールを飲んでもらいました。

 記念写真を撮った後出発です。すぐ近くにお休みどころがありましたが、この日はお休みでした。ベンチはお店のものなので使えません。広場で休憩して正解でした。これまで東西の道を東に進んできましたが、ここからは南に下がることになります。高度も下がっていく途中で転落事故があったという箇所がありました。民家も近くなるとゴールも近い。瑞泉寺近くの車道に出て、ハイキングコースはここで終わりです。13時50分ころでした。

 まだ早い時間帯なので、近くの瑞泉寺を訪ねることにしました(200円)。ウメはまだ満開までには咲いていませんでしたが、珍しい黄梅(オウバイ)はかなり咲いていました。また奥の崖下の池ではカエルの大合唱もありました。帰りに拝観料を払うところで係の人に聞いたらツチガエル(イボガエル)とのことでした。

 1時間近く散策した後は、鎌倉宮を経て八幡宮に。そして小町通りを歩いて打ち上げのお店を探しましたが、まだ時間帯も早いせいもありなかなか適当なお店はありません。だいたい若者向けのお店が多いところです。それでも、脇道におそば屋さんを見つけ、そこでの打ち上げとなりました。

 帰りは横須賀線の途中で各自都合のよい駅で降りて、流れ解散。自分はほか2名と武蔵小杉から南武線です。横浜〜武蔵小杉は途中に新川崎があるだけで、とても早い。でも、武蔵小杉で横須賀線から南武線の乗り換えがとても長い。稲田堤でほか2名を分かれて自宅に戻りました。

  心配だった天気にも恵まれて穏やかな1日でした。残念ながら鎌倉市の“しらす”は1月1日〜3月10日まで禁漁だということで、相模湾産生しらすは食べられませんでした。これは宿題にしておきたいと思います。

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2019年2月記

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