南高尾山稜から高尾山

 2025年12月18日、南高尾(金比羅山・大洞山)から大垂水峠、高尾林道経由で稲荷山コースへ抜けました。

 高幡不動駅始発06:39に間に合うように地元駅を出ます。高尾山口駅で身支度を整えて出発。559ミュージアム前を通るので、シモバシラをチェック。まったくできていませんでした。圏央道高尾ICの表示では中央道がすごい渋滞、圏央道もかなりの渋滞のようでした。歩行者用地下通路を潜り、陸橋で国道20号(甲州街道)を渡り、甲州街道の南側の歩道に出ます。駅から30分ほどで国道と別れ細い車道へ。ここは“うかい鳥山”へ向かう道です。だから、このコースはまず”うかい鳥山”を目指します。

 うかい鳥山から先にも少し民家があり(電線の最後)、それ以降は林道っぽくなります。この日は林業関係者が集まっていました。ナラ枯対策かな? だんだん林道の傾斜もきつくなったころ、ようやく中沢峠への登山道入り口の小さな標識があります。ここで一呼吸。

 中沢峠までは悪路の急登ですが10分ほどで中沢峠(尾根)にでます。ここからさらに名もないピークへ直登する道と、巻道に分岐。巻道をとります。途中に鎖場もありますが、それほど危険な場所ではありません・金比羅山には急登、頂上にはベンチとたくさんのザック掛け。いったんかなり降り、大洞山へ登り返します。最初が少し急登。

 大洞山(536 m)はテーブル付きベンチもありますが、日当たりがいいベンチのみで休憩&朝食。金比羅山も大洞山も展望はなく、途中の木々の合間から少し富士山が見える程度です。大垂水峠川から上ってきた二人連れ、金比羅山側から登ってきた一人が通過していきました。

 大洞山から大垂水(おおたるみ)峠へはかなり降下します。急降下が終わったあたりで南アルプスが見える場所がありました。国道20号と平行するようになってからもしばらく登山道が続きます。かつて崩落したあたりは高巻きになり、これを通過すると大垂水峠橋(人道橋)です。途中で数人とすれ違いました。

 小仏城山は橋を渡り終えたら少し道沿いに相模湖側へ。高尾山へは今度は階段を昇ります。しばらく山道を登っていくと林道(大平林道〜高尾林道)に出ます。ここから一丁平展望デッキ直下へ上る道もあります。ここらは林道歩き、稲荷山コース(方面)という標識に従って歩きます。これが結構長かった。途中(少し下る)に森林ふれあい館がありますが、長らく閉まったままです。

 約1時間の林道歩きののちようやく稲荷山コースへ向かう道との分岐があります。この手前に、富士山がよく見えるポイントがありました。高尾林道はこの先しばらく行くと終点になるようです。

 稲荷山コースまでは一登り、林道では誰にも会いませんでしたが、、さすが稲荷山コースは大勢が登ってきます。こちらは下り。しばらく下ると、稲荷山展望台。12時を過ぎてしまいましたが、まだ展望があります。遠くの筑波山はかなり霞んでいましたが、東京スカイツリー、東京タワーがまだ見えていました。

 さらに稲荷山コースを急降下。ようやく稲荷山コース入り口に出ました。大勢の外国人が地図を見ながら思案中でした。意外と時間がかかるコースでした。

 この日はお休みのお店が多い。年末年始を控え、あらかじめ少し休んでおくみたいです。お店が並ぶ道の甲州街道近く、橋詰亭で一人反省会。15時前には帰宅できました。

時程表 GPS高度195 m〜504 m、距離12.6 km。
07:25 高尾山口駅
08:05 うかい鳥山
08:50 中沢峠登山道入り口
09:00 中沢峠
09:15 金比羅山
09:30 大洞山(朝食)
09:50 大洞山発
10:30 大垂水峠
10:40 高尾林道に入る
11:35 高尾林道と別れる
11:40 稲荷山コースと合流
12:05 稲荷山
12:45 稲荷山コース入り口(ケーブルカー滝本駅)

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2025年12月記

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