浅間嶺

 2018年11月20日、高校同期のハイキングクラブで浅間(せんげん)嶺に行ってきました。

 朝の8時、JR立川駅2番線武蔵五日市行きの電車が止まるホームに集合。この日のメンバーは8名(男女4:4)でした。8時4分発武蔵五日市行きの電車に乗ります。五日市発数馬行きのバスは9時ちょうど、払沢の滝の少し先にあるやすらぎの里経由になります。この日は人里(へんぼり)から人里峠を目指します。人里を”へんぼり”と読むのは、昔は辺里で、意味はもっとも端の里ということだったのが、辺が人に転じたという説があります。この少し上流には笛吹と書いて”うずしき”と読む場所もあります。このあたりは難読地名が多い。

 登山道入り口は、バス停から少し戻ったところに指導標があります。、またバス停の少し先に公衆トイレがあり、ここからも入れます。出発は10時10分、最初はコンクリートの道、ここは結構きつい、山道に入るとさらにきつい、人里峠までは急登です。途中に岡部氏(屋号大野)の家という一軒家があり、庭先を休憩場所として開放しています。奥には水場もあります。運がいいと向かいの山にハート型が見えるとありました。木の伐採あとがそのようです。ここで一休み。

 尾根に出ると傾斜は緩くなります。途中、北側に大規模な伐採の跡があり、すでに新しい苗も植えられているようでした。木が切られたので北側の展望、大岳山〜御岳山〜日の出山が開けています。12時過ぎに浅間嶺の展望台ピーク(895m)に到着。国土地理院の地形図では少し手前に903mのピークがありますが、登山道は通っていません。この名前通り展望のいい展望台で昼食タイムとなりました。いつもながらたくさんの差し入れで豪華な食事です。

 食事のあとはトイレもある展望台直下の広場に戻り、そこから時坂(とっさか)峠に向かいます。途中、カタクリの群落という標識がありました。尾根から谷に降り、しばらく行くと古民家風の蕎麦屋「みちこ」が登場します。4月〜11月の土日限定営業だそうですが、この2018年11月25日で店を閉めるとのことです。みちこの先にも峠の茶屋がありますが、営業していませんでした。

 ここからは車も通れる舗装路、舗装路が九十九折れになっているところはショートカットの歩道(かなり急)を使って払沢の滝の駐車場に出ます。ちっと時間がないので、払沢の滝には行きませんでした。駐車場近くの四季の里はこの日は営業していませんでした。このあたりからは遠くに、天狗滝が見えました。さらに少し下って払沢の滝入り口のバス停に。15時過ぎになっていました。バス停向かいの豆腐屋さん「ちとせ屋」は定休日でした。

 昔は本宿役場前のバス停まで出なくてはなりませんでしたが、最近はほとんどのバスが払沢の滝入り口まで乗り入れるようです。15時27分発武蔵五日市駅行きのバスは増便で、ここが始発になりました。それでも座れない人がいるくらいの混雑、さらに途中からもどんどん人が乗ってきました。途中の十里木で降り、瀬音の湯に入ることにします。宿泊施設もある立派な湯です。ここも大菩薩周辺と同じくpH10.1という強アルカリ泉、大菩薩周辺周辺の湯よりほんの少しpHが低いですが、肌のヌルヌル感はそれ以上でした。

 併設するレストラン、和食ダイニング川霧の営業が17時からなので、それまで待てずに瀬音の湯がから出る16時56分のバスに乗って五日市に出ました。五日市でも適当な店がないので、立川に出ることに。ところが青梅線にトラブルがあったようで、乗換駅の拝島のホームは大混雑。そこで、急遽八高線で八王子に出ることになりました。八王子の居酒屋屋で打ち上げをして、解散ということになりました。

 天気予報では晴れだったのですが、一日中雲はすっきりとは取れず遠景の富士山などは見えませんでした。それでもそれほど寒くはなく、また暑くもなく歩く分にはよい天気でした。

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