高尾山

2025年10月8日

 9月18日に、自宅階段で左足親指を引っかけ、爪が半分剥がれるという自損事故を起こしてしまいました。怪我から3週間、靴を履いても痛くないのでハイキング復帰第1戦は、慣れている高尾山にしました。

 8時に京王産高尾山口に到着。稲荷山コースは相変わらず閉鎖されています。ナラ枯の進行がどんどん進んできて、倒木などの危険があるということです。この日は病院道を使わず、琵琶滝から登ることにしました。琵琶滝から2号路に合流するまでが、表高尾一番の急登です。3号路になると(十一丁目茶屋のすぐ下)道は平坦になり、浄心門のところで3号路と別れて1号路を横切り、4号路(吊り橋ルート)に入ります。いろはの森コース(通行できるようになりました)と合流、少しだけ一緒になってまた分離、しばらく行くと1号路の著城下巨大トイレの脇に出ます。ここまでくれば頂上はあと少し。

 天気予報では雨も降る化もしれないという曇り予報、でも実際は晴れになり、頂上展望テラスから富士山もよく見えました。ただ、富士山は見えないだろうと一眼カメラは置いてきてしまいました。コンデジに望遠アダプターを付けて撮影しました。ただ、ファインダーがないので背面モニタはすごく見づらいです。

 下りは最近の定番コース、5号路〜3号路〜裏道で薬王院大本坊に出ます。6号路の分岐手前で、山岳救助隊の車が登ってきました。この道は緊急車両・関係者の車が通れる道、だから階段もなく傾斜も緩い道なのです。

 大本坊の裏側にある弁天窟を探検します。

 大本坊からは1号路、男坂・女坂の間の飯綱大権現、仏舎利塔、西国三十三・秩父三十四・坂東三十三観音巡り、さらに三密の門・苦抜けの門をくぐり抜け、男坂階段上に出ます。

 ケーブルカー駅には10時55分ころに着きました。定時は10時00分ですがちょうどケーブルカーが出るところでした。この日は客が多く、どんどん増便を出しているようです。実際滝本駅(麓駅)に降りたら小学生の団体もいて、長蛇の列になっていました。

 一人反省会はつたやの「麦とろ膳」を狙ったのですが、まだ開いていませんでした。定休日は月曜、11時開店のはず、どうしたのだろう。そこで、1号路始点(高尾山口駅から滝本駅に行って駅前広場に出るところ)にある、建物を柿の木が貫いているのが目印の高橋家にしました。それにちなんだのか、ここの天ぷらは干し柿が入っています。天せいろ(1,450円、刻み海苔は各テーブルの缶に入っていて自分で振りかけます、その缶はお土産として売られています)と月見とろろ(450円)、さらに純米生酒「高尾山」(1,150円)で、大いに反省しました。

時程表(琵琶滝から2号路と合流するまでが急登)
08:05 高尾山口駅(191 m)
08:30 琵琶滝
09:00 2号路と合流
09:10 浄心門
09:20 吊り橋
09:50 高尾山山頂(599 m)
10:05 山頂出発
10:30 薬王院大本坊
10:55 ケーブルカー高尾山駅

cover20251008.jpg (72291 バイト) 左の画像をクリックすると、この日のアルバム(google photos)が開きます。

 

行程図。
行程の断面図。高さが5倍に強調されています。

2025年10月記

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