アイスランド(7月30日)

 午前中は快晴。午後から雲が増えてきた。風がものすごく強い一日だった。この日はいったん少し内陸に入り込む。

 まずゴザフォスの滝(神の滝)を見学。落差はそれほどないが水量が多いので迫力がある。キリスト教化されたとき、ヴァイキングの神々の偶像をここに捨てたので神の滝と名付けられたという。

 ついで奇岩が林立するデマボルギル(黒い砦)。粘性の低い未固結の溶岩に覆われていたときに、下の水が蒸気となって通り抜けたその周りだけが固まり、そのあと溶岩が流れ去ってできた溶岩の塔である。

 ミヴァトン湖脇のレストランで昼食のあと、ミヴァトン湖周辺にたくさんある偽ー(シュードクレーター)の見学。流れてきた溶岩と水が反応して水蒸気爆発(二次的な爆発)を起こしてできたクレーターなので、根無しクレーターともいわれる。クレーターの縁に立つと立っていられないほどの強風だった。

 その後できたての小さなギャオ(グリータ・ギャオ)を見学。幅は数m、深さも10m程度。割れ目噴火のあとである。だが大きな眼で見れば、ここから東はユーラシアプレート、西は大西洋プレートともいえる。小さな洞窟には温泉もわいている。

 ナマスカルズ付近のクラプラの地熱地帯を見学。地熱発電用の施設がたくさんある。ナマスカルズに。ナマスカルズには様々なタイプの噴気が見られる。この付近はさすがに硫黄のにおいが強い。ヴィティの火口湖を見たあとまた地熱発電を見る。

 夕方遅くにエイイルススタディールのホテルに到着。ディナーのメインはラムのグリル。あっさりしていておいしい。 

写真はクリックすると拡大します。戻るときはブラウザの“戻る”ボタンをご利用ください。

Iceland30-01.jpg (115280 バイト) Iceland30-02.jpg (95012 バイト) Iceland30-03.jpg (176602 バイト) Iceland30-04.jpg (94463 バイト) Iceland30-05.jpg (178547 バイト)
アクレイリの町をフィヨルドの対岸から見る。 ゴザフォスの滝。 デマボルギルの溶岩塔。 ミヴァトン湖周辺にはたくさんの偽クレーターがある。 グリータ・ギャオ。右がユーラシア・プレート側、左が北米プレート側。
Iceland30-06.jpg (104010 バイト) Iceland30-07.jpg (145747 バイト) Iceland30-08.jpg (122461 バイト) Iceland30-09.jpg (67372 バイト) Iceland30-10.jpg (81028 バイト)
ギャオの地下温泉。かなり熱い。 ナマスカルズの泥火山。 ヴィティの火口湖。 クラプラの地熱地帯の地熱発電所。周りから蒸気を集めるパイプラインが集中している。 夕食のメインはラムのグリル。あっさりしていておいしい。

アイスランド目次  旅行目次  home